染色体の動きをコントロールする「DNAループ」の仕組みに迫る 【発表のポイント】 細胞分裂時に、染色体上のDNAループの大きさを適切に制御する仕組みがあること、またこの仕組みが壊れると染色体がスムーズに分離できなくなることを発見しました。
細胞が分裂するためには、複製された長いゲノム(1)DNAが分裂期染色体(2)として凝縮し、それが2つの娘細胞に正確に分配される必要があります。これにはコンデンシン(3)というタンパク質が重要な役割を果たすと考えられていますが、コンデンシンがどのよう ...
受精直後の胚(はい)(受精卵)が一つから二つ、二つから四つと分裂する初期の段階だけ、細胞内のDNAの複製方法が特殊であることを、理化学研究所や神戸大などのチームがマウスの実験で発見した。この影響で、八つへの分裂時に、染色体異常の発生率 ...
体細胞分裂から減数分裂への移行は、有性生殖を行う生物の生活環の重要な転換点である。酵母においては、減数分裂に入る決定がなされた後、1回のDNA複製が行われ、減数分裂の2回連続した分裂が起こる。我々は、多細胞生物の生殖細胞系で類似の ...
今回、多様なサテライトDNAの形がセントロメア周辺のパッケージングの差異を決めることが、2種類のマウスの卵母細胞を用いた研究で明らかになった。
近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)教授 山縣一夫、同大学院生物理工学研究科 博士後期課程1年 米澤直央、慶應義塾大学医学部(東京都新宿区)電子顕微鏡研究室技術員 信藤知子、東京工業大学科学技術創成研究院(神奈川県横浜市)博士研究員 ...
近畿大学(近大)と大阪大学(阪大)は9月12日、精子の代わりに精製したDNA溶液を生きたマウスの卵に注入することにより「人工細胞核」を構築することに成功したことを共同で発表した。 同成果は、近大 生物理工学部/大学院 生物理工学研究科の山縣一夫教授 ...
老化は「衰え」だと思われがちだが、細胞の世界では少し違う。老化した細胞は、弱るのではなく、増えるのをやめて体内にとどまり続ける。しかもこの「老化細胞」は、全身に炎症を引き起こし、動脈硬化や糖尿病、アルツハイマーの原因にもなる一方で、がんの発生を防ぐ役 ...
忙しい朝は、おにぎりとお茶だけで済ませてしまうことも多いですよね。手軽で便利ですが、炭水化物中心の朝食ではビタミン類が不足しやすく、特に20〜30代女性の葉酸摂取量は約200㎍と、推奨量を下回る傾向が続いています。葉酸は妊娠を考える女性だけでなく、す ...
(ポイント) ● 身体を構成する細胞は、その増殖を持続的に停止し、細胞老化に至ります。炎症性タンパク質を合成・分泌(SASP とよぶ)によって、全身の慢性炎症と老化を促進しますが、そのメカニズムは明らかではありません。 ● 転写因子FOXF1/2 は ...