この投稿、反響大きかったのと「なぜわざわざ別の品種の花粉を取り出して人の手で授粉する作業が必要なの?」という声が多かったので解説します!そもそも【同じ品種のリンゴの木は、全て同じ遺伝子を持つ”クローン”であり、同じ遺伝情報を持つもの同士では交配が出来ない】という所からこの作業の必要性が発生しています。リンゴの種には何代にもおける膨大な品種改良を経た様々な遺伝情報が入っています。このため、美味しい品種の種を植えてもどの遺伝子がどんな形で発現するかはコントロール出来ず、「親と違うリンゴが(=つまり"新品種"が)出来てしまう」。だからこそ最初に病害に強い台木を植え、そこに美味しいリンゴが実る木の枝を画像のようにくっつけて増やす「接ぎ木」という仕組みでリンゴの木を増やすのです。で、当然接ぎ木された木には「親と同じ遺伝情報」が入っており、咲いた花や花粉もすべて「同じ遺伝情報」をもっている。そして動物が近親交配を避けるように、例えば"フジ"の花は自分と同じ遺伝情報を持つ個体(=周りの沢山のクローンたち)の花粉では授精が出来ないため、他の品種の花粉が必要になるのです。日本だと「フジ」の栽培面積が全品
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この投稿、反響大きかったのと「なぜわざわざ別の品種の花粉を取り出して人の手で授粉する作業が必要なの?」という声が多かったので解説します!そもそも【同じ品種のリンゴの木は、全て同じ遺伝子を持つ”クローン”であり、同じ遺伝情報を持つもの同士では交配が出来ない】という所からこの作業の必要性が発生しています。リンゴの種には何代にもおける膨大な品種改良を経た様々な遺伝情報が入っています。このため、美味しい品種の種を植えてもどの遺伝子がどんな形で発現するかはコントロール出来ず、「親と違うリンゴが(=つまり"新品種"が)出来てしまう」。だからこそ最初に病害に強い台木を植え、そこに美味しいリンゴが実る木の枝を画像のようにくっつけて増やす「接ぎ木」という仕組みでリンゴの木を増やすのです。で、当然接ぎ木された木には「親と同じ遺伝情報」が入っており、咲いた花や花粉もすべて「同じ遺伝情報」をもっている。そして動物が近親交配を避けるように、例えば"フジ"の花は自分と同じ遺伝情報を持つ個体(=周りの沢山のクローンたち)の花粉では授精が出来ないため、他の品種の花粉が必要になるのです。日本だと「フジ」の栽培面積が全品
x.com北沢毅/リンゴ野郎🍎
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